
人が地球や自然環境との調和をとるために大切なこと。ポイントとなるキーワード。
人間は、肉体も精神も全て食べ物によって左右されている。心身は食物の生命現象、病気も食を正せば治る。
「身」=心身、「土」=自然+環境。身土不二とは身と土とは一体である。身と土は不二=2分化できないという意味。その土地で採れたもの、その季節に自然に生育した物を中心に食べれば暮している場所の気候・風土に適応し、季節の変化についていく事が出来るその土地でとれた旬のものは、その時期私たちに必要なエネルギーと栄養素を与えてくれるもの、たとえば夏の野菜や果物は人間が暑さに対応できるよう身体を冷やし、ゆるめる効果が高いなど自然はうまく心身と土との調和がとれるようになっている。日本では、明治時代に入り四里四方(約16㎞)で摂れる旬の物を食べる習慣を身土不二と呼ぶようになった。 医食同源=食生活がきちんとしていれば健康でいられるという意味。
一つの食べ物をまるごと食べる。全体を食べてこそ効果が発揮される。個々の食べ物は全体としてバランスがとれ種、実、葉、根などまるごと食べることによって全体として特別な効果が期待できる。種は次の世代を生み出すバランスの良い生命力に満ちた食べ物。食べ物の中には、発がん物質を含むものもあるが同時にそれを消す物質もある。また、ある食べ物の栄養素を消化するために必要な物質がちゃんと同じ食べ物に含まれている。ですから一物全の意味は深い。大切な栄養素やビタミンをわざわざ取り除いて精白された食品をとるのは×。全部食べられない動物や魚はあまり食べない方がよい。
江戸時代=安藤昌益→自然真営道=農が基本「人は米なり」穀物中心の身土不二という環境の産物を正しく取り入れること。主食は五穀(米・麦・あわ・豆・きびまたは、ひえ)人間にとって完全な食べ物。人間は生物学的に見て自分から遠い植物を食べるのが正しく、また植物の種である穀物を主にすることが正しい。穀類はビタミンやミネラル、繊維質に富んでおり、代謝がスムーズなので脳にきちんと栄養が行き渡る。人としての脳を鍛え上げていくのは穀物。動物の中で最も進化したヒトは最も進化した植物である稲、穀物の実を食べて人間らしい脳を作り上げたのが「食」におけるヒトの歴史である。
★陰性の食べ物 地上に早く、長く、暖かいときに伸びるもの(竹の子・さとうきび・夏野菜・豆類・椎茸・きのこ類)地下に伸びるもの(芋・ピーナツ・くわい)水分の多いもの(トマト・大根・生野菜・果物・スイカ)紫色、藍色のもの(ジャガイモ・なす・あけび・ぶどう) ★陽性の食べ物 地下へ長く伸びるもの(ふき・人参・ごぼう・たんぽぽ・自然薯)魚・肉類 みそ、梅干し、漬物、たくあん、自然塩など。陰と陽どちらか一方に偏らないよう真ん中の標準食を保つこと。玄米は全粒穀物の中でも陰陽のバランスがよいもの。 標準食=★全粒穀物(豆類・玄米・ひえ・キビ・アワ・大麦)★温帯性の野菜、果物(かぼちゃ・人参・ごぼう・自然薯・はす・りんご・みかん)★海藻(海水からとった天然のあら塩・植物油) ★刺激の強くない飲み物(三年番茶・麦茶)★ナッツ類(米あめ・麦あめなど未精製の自然甘味料)★調味料(自然塩・無添加のみそ・しょうゆ・ごま油)などの陰陽のバランスのいい食事を標準食と呼びます。食事全体のバランスを保てば心身をより健康にする源となる。